EtsyがChatGPT内にネイティブアプリを公開
出典:TechCrunch
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ハンドメイド・ビンテージ品マーケットプレイスのEtsyは2026年5月5日、OpenAIのChatGPT内で動作するネイティブアプリをベータ公開しました。ユーザーはプロンプトに「@Etsy」と入力するだけで、1億件を超える出品商品を自然言語で検索できます。たとえば「ガーデニング好きの母へ100ドル以下の母の日ギフト」といった具体的な要望を伝えると、関連商品が提示されます。
Etsyは2025年9月にChatGPTのInstant Checkout機能に早期パートナーとして参加し、チャット画面上で直接購入できる仕組みを提供していました。しかし販売量が振るわず2026年3月に終了しています。この経験を踏まえ、購入導線を自社サイトに残しつつ商品発見に特化したネイティブアプリへと方針を転換しました。
ChatGPT連携と並行して、Etsy自身のプラットフォーム内でもギフト特化型の対話検索アシスタントをベータテスト中です。AIを活用した商品タイトル・説明文の自動生成ツールや、AI生成コンテンツを明示する「Designed」ラベルなど、AI活用を多方面で進めています。
業績面では、2026年第1四半期の売上高が6億3100万ドルと市場予想を上回りました。マーケットプレイスの流通総額は前年同期比6%増で、アクティブ購入者数は8660万人と2年ぶりに増加に転じています。2月には中古衣料プラットフォームDepopを12億ドルでeBayに売却し、コアのマーケットプレイス事業への集中を鮮明にしました。ChatGPTネイティブアプリにはAngi、SeatGeek、Tubi、Wixなども参入しており、AIプラットフォームを新たな顧客接点とする動きが広がっています。