Microsoft、Xbox向けCopilot AIの開発を中止

Copilot開発中止の経緯

モバイル版の段階的廃止を開始
コンソール版の開発も完全停止
2025年に大々的に発表した機能を撤回
今年中のコンソール展開計画を白紙撤回

新CEO主導の組織改革

Asha Sharmaが2月にCEO就任
CoreAIチームの幹部をXbox部門に投入
Microsoft Gamingブランド廃止も断行
Game Passの値下げなど矢継ぎ早の改革
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Microsoftの新Xbox CEO Asha Sharma氏は5月5日、Xbox向けAIアシスタントCopilot」のモバイル版を段階的に終了し、コンソール版の開発も中止すると発表しました。同社は2025年に「Copilot for Gaming」を大々的に披露し、2026年中に現行コンソールへ展開する計画を示していましたが、わずか数カ月で方針を転換した形です。

Sharma氏は同日、Xboxプラットフォームチームの大規模な組織再編も発表しています。自身が以前率いていたMicrosoftのCoreAIチームから幹部を招き入れ、Xbox部門の体制を刷新しました。「Xboxはもっと速く動き、コミュニティとのつながりを深め、プレイヤーと開発者双方の摩擦を取り除く必要がある」と同氏は述べています。

Sharma氏は2月にPhil Spencer氏の後任としてXbox CEOに就任して以来、矢継ぎ早に改革を進めてきました。Microsoft Gamingブランドの廃止、Xbox Game Pass Ultimateの値下げなど、就任からわずか3カ月で組織と事業の両面に大きく手を入れています。

今回のCopilot開発中止は、Sharma氏が掲げる「選択と集中」の一環と見られます。同氏は「我々が向かう方向に合致しない機能は廃止していく」と明言しており、AIをゲーム体験に組み込むというMicrosoftの従来路線から大きく舵を切りました。ゲーム事業におけるAI活用の在り方が問い直されています。