Google、Webエージェント「Project Mariner」を終了

実験プロジェクトの終幕

2024年12月に発表された実験的機能
5月4日付でサービス終了
同時10タスク実行など段階的に機能拡張

技術は他製品へ統合

Gemini Agentエージェント機能を移管
AI検索機能AI Modeにも技術統合
Chrome向け「auto-browse」機能との関連も
5月19日のGoogle I/Oに向けた整理か
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Googleは、Webブラウザ上でユーザーに代わってタスクを実行する実験的機能「Project Mariner」を2026年5月4日付で終了しました。ランディングページには「技術は他のGoogle製品へ移行した」との告知が掲載されています。The Vergeが報じました。

Project Marinerは2024年12月Google DeepMindのプロジェクトとして発表されました。Webサイトを横断して自動的にタスクをこなすAIエージェントで、その後のアップデートでは最大10件のタスクを同時に処理できるよう強化されていました。

Googleはこの1年間で、Project Marinerの技術を自社の主力AI製品に段階的に統合してきました。メール整理やホテル予約を支援するGemini Agentや、検索のAI機能であるAI Modeがその代表例です。さらにChromeでは航空券の価格調査などを自動で行う「auto-browse」機能も披露されており、OpenAIOperatorPerplexityCometなど競合のWebエージェントに対抗する布陣を整えています。

終了のタイミングは、5月19日から始まるGoogle I/O 2026の直前にあたります。実験段階のプロジェクトを整理し、新たなAI機能の発表に向けて製品ラインを再編する狙いがあるとみられます。Googleは本件についてコメントしていません。