AmazonがAI生成デザインのオリジナルグッズ販売を開始
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Amazonは2026年6月8日、ショッピングアプリ内のAlexa for Shopping機能を通じて、AIでデザインしたオリジナルグッズを作成・購入できる新サービスを米国で開始しました。ユーザーはテキストプロンプトで画像を生成し、Tシャツ、パーカー、タンブラー、ウォーターボトルなど12種類以上の商品に印刷して注文できます。利用料は無料で、商品代金のみでPrime配送にも対応します。
操作はAmazonショッピングアプリのAlexaアイコンをタップするか、検索バーで「customize」と入力することで開始できます。生成されたデザインはその場で編集可能で、完成したデザインのリンクを家族や友人と共有し、各自のカートに追加してもらうこともできます。Amazonは家族イベント用Tシャツやペットの肖像グッズなどを想定用途として挙げています。
この機能はRedbubble、Printful、Shutterfly、Bonfire、Springといった既存のプリントオンデマンドサービスに対する直接的な競合となります。デザインから製造・配送までをAmazonのエコシステム内で完結させることで、従来これらの外部プラットフォームに依存していた需要を取り込む狙いがあります。同時に、Amazon上で類似商品を販売してきたサードパーティ出品者にとっても脅威となります。
一方で課題も指摘されています。The Vergeの記者がテストしたところ、AI生成デザインには「滑らかすぎるイラスト、定番的な構図、崩れた文字」といったAI特有の品質の粗さが見られました。また、商標や著作権に関するAmazonのコンテンツポリシーへの準拠が求められ、NBAチームのデザインが「第三者コンテンツの懸念」で購入不可になった事例も報告されています。Amazonは近年、AI検索による商品モックアップ表示など、EC全体のAI活用を加速させています。