OpenAI、ChatGPTを「スーパーアプリ」に刷新へ
出典:Ars Technica
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OpenAIが、2022年のリリース以来最大となるChatGPTの全面刷新を準備していることがわかりました。同社はチャットボットを、コーディングツールやAIエージェントを統合した「スーパーアプリ」へと変貌させる計画です。企業価値8500億ドルに達した同社が、年内に予定する新規株式公開(IPO)を前に新たな収益源を模索する動きとなります。
この刷新は、OpenAI社内で進む大規模な組織再編の一環です。同社は、収益性の高い企業顧客の獲得に経営資源をシフトし、ライバルのAnthropicとの競争を強化する方針を打ち出しています。コーディング製品「Codex」により大きなリソースと存在感を与えることで、質問に答えるチャットボットから、ユーザーに代わってタスクを実行するエージェントへの転換を図ります。
ある幹部は「チャットは終わった」と語りました。ChatGPTはリリース以来約10億人のユーザーを獲得しましたが、その大半は無料で利用しています。OpenAIはChatGPTを、旅行予約やカレンダー管理などを代行するAIエージェントといった、より高付加価値な製品へのゲートウェイとして位置づけ直す考えです。
IPOに向けて収益拡大と黒字化への道筋をつける必要に迫られるなか、AI業界の象徴的企業が「チャットの次」を明確に打ち出した格好です。AIの競争軸が、対話型インターフェースからタスク実行型エージェントへと移行する潮流を象徴する動きといえます。