Meta、公開投稿に基づくFacebook AI検索を開始

AI Modeの中身

公開投稿から回答を生成
GroupsやReelsも横断参照
自然な言葉で質問・追加質問
基盤はMuse Sparkモデル
Google AI Modeに対抗

懸念と狙い

一般ユーザー投稿ゆえ誤情報リスク
写真・動画編集AIも同時投入
月額3.99ドルの課金強化
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Metaは6月15日、Facebook上で公開投稿を情報源とする新検索機能「AI Mode」を発表しました。ユーザーは「People」や「Marketplace」と並ぶ選択肢としてAI Modeを選び、自然な言葉で質問するだけで、プラットフォーム上の人々が実際に語っている内容に基づいた合成された回答を得られます。AIの競争で巻き返しを図るMetaにとって、自社サービスの利用を深める狙いがあります。

AI Modeは従来の「リンクの羅列」ではなく、Facebook GroupsやReelsを含む各サービスの公開コンテンツから答えを引き出します。生成された結果に対してユーザーがAIへ追加質問を重ねられる点も特徴です。基盤には同社のMuse Sparkモデルが使われ、今後はInstagramやThreadsの投稿を引用・推薦する機能へと拡張される見込みです。

この動きは、検索結果やAI概要にReddit投稿を活用するGoogleの手法と重なります。Metaも先月、Facebook Groupsの議論から回答を返すAI「Ask」タブを備えたReddit風アプリ「Forum」を静かに公開しており、公開投稿を答えの源泉とする戦略を強めています。

一方で課題も浮かびます。検証された情報源ではなく一般ユーザーの投稿を要約するため、古い情報や誤った情報が紛れ込む現実的なリスクがあるのです。同様の懸念は、Reddit上で展開するGoogleのAI Modeに対してもすでに指摘されています。

Meta検索以外にも複数のAI機能を同時投入しました。コラージュ素材や動画の切り替え効果を加える編集ツールに加え、服装や髪型を変えられるAI写真プリセットも提供します。スポーツファンは「AI Edit」アイコンから好きなチームのユニフォームを仮想的に着られます。

今回の一連の発表は、FacebookのAIツールでサービスをより手放せないものにしつつ、収益源を多様化するという広い戦略を示しています。同社はFacebookInstagramWhatsApp向けに月額3.99ドルからのサブスクを開始済みで、AI関連の課金プランも今後拡充される見通しです。