Google、米大学のGemini導入事例を公開
出典:Google公式
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Googleは6月17日、米国の複数の大学が同社のAIツールを導入している事例を自社ブログで公開しました。Gemini for EducationとNotebookLMを活用し、データ保護を前提に学内研修や研究支援を進めている点が特徴です。AIを学ぶ学生と教職員の準備を後押しする狙いがあります。
中心となるのはデータ保護です。Gemini for Educationは企業水準のデータ保護を無償で提供し、利用データはモデル学習や広告配信に使われません。バージニア工科大では高リスクデータでの利用も承認され、UCリバーサイドは独自のAIアシスタント「The Grove」を立ち上げています。
人材育成の取り組みも広がっています。ケース・ウェスタン・リザーブ大は学内全体にGeminiを展開し、会議やオンライン教材で職員研修を実施。インディアナ大は看板講座「GenAI 101」を一般向けに無償公開し、学外の学習者にも門戸を開きました。
研究現場でも活用が進みます。アルバータ大ではGeminiを使った専用ツールが教員の研究助成金の執筆を24時間支援。ニューヨーク大のハッカソンでは、学生が花粉や天候データから健康的な歩行ルートを薦めるアプリを開発しました。
Googleは今後も、データ保護を備えたツールの無償提供と教育者向け研修を通じ、大学のAI導入を安全に進める方針です。経営者やリーダーにとっても、機密データを守りながらAIを全社展開する際の実践的な参考事例といえます。