IEEEがLLMオンライン講座を開講、技術者の実装力底上げへ
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IEEEは2026年6月19日、技術者向けにLLMの仕組みを基礎から学ぶオンライン講座「Large Language Models Demystified」を開講したと発表しました。IEEE Learning Networkを通じて提供される全5講座構成のプログラムで、IEEE Educational ActivitiesがIEEE Computer Societyと共同で開発しています。
背景には、LLMを使う人と作れる人の差が急速に広がっている現状があります。LLMはメールや旅行計画に使う一般用途を超え、ソースコードの脆弱性検出や技術仕様の整理など、技術者の日常業務を支える基盤要素になりつつあります。市場は2030年まで年率約33%の成長が見込まれ、実装力は専門技能から必須要件へと変わりつつあります。
講座は単なるプロンプト術ではなく、生成AIの工学的な仕組みに踏み込む内容です。Transformerの自己注意機構や位置エンコーディングをNumPyとPythonで実装し、PyTorchでエンドツーエンドの学習パイプラインを構築します。LoRAなどのパラメータ効率化手法や量子化も扱います。
さらに最適化やアライメント、デプロイの段階では、RLHFやGRPO、RAG、エージェント型AIまで取り上げます。なぜモデルがそう動くのかを理解することで、開発者は試行錯誤から脱し、信頼性の高いAIツールを設計できるようになります。
修了者にはプロフェッショナル開発単位とIEEEのデジタルバッジが付与され、習得した専門性を証明できます。組織単位でチームを育成したい企業は、IEEEのコンテンツ専門家を通じて団体登録や研修プランの相談が可能です。