Netris、a16zから15M調達

調達と出資元

a16z主導の1500万ドル調達
a16zパートナーが取締役就任
用途はエンジニア採用と機能拡張

技術と実績

ネオクラウド立ち上げ自動化
ハードウェア完全アクセラレーション
世界35超のGPUクラスタで稼働
計約100万GPUを支える基盤
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ネットワーク自動化の新興企業Netrisは2026年6月25日、ベンチャー投資大手アンドリーセン・ホロウィッツa16z)から1500万ドルのシリーズAを調達したと明らかにしました。新興のAIクラウド事業者(ネオクラウド)がデータセンターを早く稼働させられるよう、設定や運用を自動化するソフトを提供しています。調達資金はエンジニアと営業の採用、対応ハードウェアの拡充に充てます。

AIブームでデータセンター事業への参入が相次ぐ一方、GPUやスイッチを確保しても設定や運用を整えるには数カ月を要します。GPUが遊休状態にある時間はそのままコストとなるため、立ち上げの速さが収益を左右します。Netrisはスイッチ上で動くソフトと接続プラットフォームで、この準備期間を短縮すると主張しています。

同社のプラットフォームはハードウェア層でサーバーやリソースを分離し、複数顧客への提供(マルチテナンシー)を可能にします。EquinixやAWSGoogleなど大手は自前のエンジニアで対応してきましたが、小規模なネオクラウドにはその余力がありません。NetrisのSaroyan最高経営責任者(CEO)は、AI向けには通信量が膨大なため完全にハードウェアで高速化した仕組みが必要だと説明します。

注目すべきは、この技術にAIを使っていない点です。同社はAIが非決定的で勝手な動作をするため、数千台規模のスイッチ設定変更には不向きだと考え、再現性の高い独自アルゴリズムを採用しています。8年前から開発を続けてきた成果です。

実績も着実に積み上がっています。2年前にデモを見たNvidiaが顧客に同社を推薦したほか、現在は世界35カ所超のGPUクラスタ(計約100万GPU)で稼働中です。利用企業にはLightning AIやFoxconn、Hewlett Packard Enterpriseなどが名を連ね、a16zのパートナーGuido Appenzeller氏が取締役に加わります。