NVIDIA、世界500傑スパコンの8割支える

TOP500を席巻

TOP500の81%NVIDIA技術
新規システムの約9割を獲得
GPU搭載が過去最多238基
ネットワーク接続376基で最多

電力でも首位

Green500上位8基をGPUが独占
首位はGrace Hopper採用KAIROS
Grace CPU採用は26基に拡大
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半導体大手のNVIDIAは6月23日、ドイツ・ハンブルクで開催のスパコン会議ISCで発表された最新ランキングで、世界の高速スパコン上位500システムのうち400超、つまりTOP500全体の81%を同社技術が支えていると明らかにしました。前回から17システム増え、新規参入では約9割がNVIDIA基盤でした。

勢いの背景には、AIと科学計算を同時にこなす設計への明確な選好があります。NVIDIA系システムはTOP500全体で、他の全プラットフォーム合計に対しAI学習で2倍超、推論で約3倍のスループットを実現するとしています。GPU搭載は過去最多の238システムネットワーク接続も最多の376システムに達しました。

同社の存在感はGPUネットワークにとどまらず、CPUにも広がっています。自社CPU「Grace」の採用は前回比8増の26システムとなり、累計出荷は約250万個に上ります。GPUとGrace CPUをメモリ共有する「Grace Hopper Superchip」は、メモリ集約的な現代AIの需要に向けた設計です。

電力性能を測るGreen500でもNVIDIAは上位を独占しました。上位8システムすべてがGPUを搭載し、首位はフランス・トゥールーズ大学のGrace Hopper採用機KAIROSで、1ワットあたり73.3ギガフロップスを記録しました。

欧州では記録的な35基のAI向けHPCスパコンが開発中で、欧州初のエクサスケール機JUPITERは人間の脳や気候、次世代6Gのシミュレーションに活用されています。最新世代のBlackwellアーキテクチャ採用機もアジアや欧米で登場し、日本でも初のGB200システムが稼働を始めました。