Googleの新スピーカー、Gemini未完成

ハードは高評価

6年ぶり新型スマートスピーカー
価格99.99ドルの手頃さ
360度サウンドと洗練デザイン
MatterとThreadに対応

AIに課題

応答は遅く不安定
楽曲誤再生や幻覚回答
一部機能は月額課金
Alexa Plusに軍配
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Googleは7月1日、6年ぶりとなる新型スマートスピーカー「Google Home Speaker」を投入しました。価格は99.99ドルで、同社初のGemini対応機種となります。米メディアThe Vergeのレビューは、ハードウェアの完成度を高く評価する一方、音声アシスタントGemini for Home」はまだ未完成だと結論づけました。

ハードウェアは同レビューで絶賛されています。手のひらサイズながら360度サウンドに対応し、寝室からキッチンまで自然に溶け込む洗練されたデザインが特徴です。MatterのコントローラーとしてもThreadのボーダールーターとしても機能し、現代のスマートホームの中核を担える処理性能を備えています。

一方でソフトウェア面には明確な弱点が残ります。Geminiの応答は最大10秒かかる場面があり、旧型のNest Audioより速いとは言えませんでした。同じ複合コマンドをAlexa Plusは3秒未満で処理しており、速度差は歴然です。

信頼性の低さも深刻です。楽曲を尋ねると正しい曲名を答えながら別の曲を再生し、音声の変更可否を問うと存在しない名前を並べる幻覚も起きました。Gemini LiveやAI自動化などの機能は月額10ドルの有料プランに囲い込まれています。

レビュアーは5日間の検証を経て、総合力ではAlexa PlusとEcho Dot Maxに軍配を上げました。ハードは理想的でも、それを生かすAIがまだ追いついていない。経営者エンジニアにとって、LLM型アシスタントの実用化がなお発展途上である現実を示す一例と言えるでしょう。