NVIDIAとKAIST、韓国初のAI共同研究室を新設

KAIST共同研究室

NVIDIAとKAISTが研究室新設
韓国の大学と海外企業で
対象はエージェント型AI

財界首脳が集結

Samsung・Hyundai・NAVER首脳が訪問
SKとメモリ共同開発拡大
SK TelecomがAI基盤整備
詳細を読む

NVIDIA韓国のKAIST(韓国科学技術院)は7月24日、ソウルにAI共同研究室を設立すると発表しました。米サンフランシスコで開かれた「AIサミット」に合わせた動きで、韓国の李在明大統領や主要企業の首脳がNVIDIAと会談し、韓国のAI戦略を話し合いました。この研究室は、韓国の大学と海外の技術大手が組む初の共同AIラボになります。

新設される研究室は、KAISTのキム・ジェチョルAI大学院に置かれ、自律的にタスクをこなすエージェント型AIの研究に取り組みます。NVIDIAのフルスタック技術やオープンモデル「Nemotron」、AIクラウドの計算資源を、アジア屈指の研究大学であるKAISTの人材と結びつける狙いです。

サミットに合わせ、韓国財界のトップも米シリコンバレーを訪れました。サムスン電子のイ・ジェヨン会長、現代自動車グループのチョン・ウィソン会長、NAVER創業者のイ・ヘジン会長らが、NVIDIA本社でジェンスン・フアンCEOと面会し、施設を見学しました。

NVIDIAとSKグループの連携も一段と進みます。両社は6月に、NVIDIA向けメモリを共同開発する協業拡大を発表しており、AIインフラや物理AIなど幅広い領域を対象としています。SKテレコムも、ロボットなどの物理AIを支えるAI基盤の整備を打ち出しました。

一連の動きは、韓国AI先進国を目指す全方位戦略の一環です。フアンCEOの前月の訪韓に続くもので、半導体インフラ、人材育成まで含めた協力関係が、両国の企業を巻き込みながら広がっています。