Meta、女性政治家に似せたヌード動画生成アプリの広告掲載
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Meta Platformsは2026年8月、著名な女性政治家に酷似した人物が登場するヌード動画を生成すると謳うAIアプリ「Kromix」の広告を、自社プラットフォームで配信していたことがWIREDの取材で明らかになりました。広告は米国内の男性ユーザーに絞って表示され、性的内容を禁じるMetaの規定に反していたといいます。同社は指摘を受けて広告を削除しましたが、同様の問題は今回が初めてではありません。
公開された広告の一つでは、著名な女性政治家によく似た人物が米国旗の前に立つ映像に「彼女が動いたら?」という挑発的なキャプションが添えられていました。続く場面ではウインクをした後、同じ顔を持つ女性がポルノ動画に出演する様子へと切り替わります。ナレーションはこのアプリを「制限なし」「実在の人物ばかり」とうたい、「男が実際に使うAI」だと宣伝していました。
Kromixは「AI画像スタイライザー」を名乗るアプリで、有料ユーザーが写真をアップロードすると、性的な設定を含むさまざまなシナリオで画像や動画を生成できる仕組みになっています。生成物にはスパイダーマンの衣装を着た女性がポルノ動画に出演するかのような映像も含まれており、アプリ内の問い合わせ先にWIREDが送った取材依頼への回答はありませんでした。
Kromixは取材時点でApple のApp Storeにも掲載されていました。Appleは非同意の性的画像やヌード化アプリを禁じる規約を掲げていますが、同様のアプリの排除には苦戦しています。サンフランシスコ市の司法長官は今年の夏、Appleに対して13本のアプリの削除と、露骨なディープフェイク画像の販売への「幇助」の停止を求める警告書を送付していました。
Metaの広告ライブラリによると、この広告キャンペーンでは合計32本の広告が5時間から46時間にわたって配信されており、「Unleash Next-gen AI Magic(次世代AIマジックを解き放て)」というキャッチコピーが使われていました。ただし大半の広告の表示回数は10回以下にとどまっており、WIREDの指摘を受けてMetaは広告を削除しています。