Silicon Data、AI計算力先物をCMEに10月上場へ

資金調達の概要

シリーズAで3000万ドル調達
GPUレンタル価格の指標化
AI計算力先物の取引計画
CMEで10月5日に上場予定

AI投資動向への見解

規制当局の承認が条件
悲観論と異なる実態のデータ
データセンター建設停止も
半導体の減価償却懸念に反論
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AI計算インフラの価格算定を手がける新興企業Silicon Dataは、シリーズAラウンドで3000万ドルを調達したと発表しました。同社はGPUレンタル料金の指標価格を構築し、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で決済されるAI計算力先物取引の基準指数となることを目指しています。

AIブームの拡大に伴い、データセンターGPUへの投資は年間数千億ドル規模に達し、企業にとって計算資源の調達費用が最大のコスト項目となっています。しかし、これまで計算力の価格を明確に示す仕組みや、価格変動リスクをヘッジする手段は整っていませんでした。

Silicon Dataは、CMEグループとの提携により、10月5日にAI計算力の先物取引を開始する計画です。規制当局の承認を条件としており、実現すれば計算資源の価格変動を金融商品として取引できる初の枠組みとなる見通しです。

この取り組みは、TechCrunchのポッドキャスト「Equity」でRebecca Bellan氏が、Silicon Dataでリサーチ責任者を務めるSteve Hou氏に話を聞いた内容で明らかになりました。Hou氏はAIインフラ投資の現状について語っています。

Hou氏は、半導体の減価償却やデータセンター建設停滞をめぐる悲観的な報道とは異なる実態を、データが示していると説明しました。米国ではテキサス州ニューヨーク州で新規データセンター建設が一時停止される動きも出ていますが、同氏は投資の健全性を強調しています。