台湾、Nvidia幹部含む9人をAIサーバー対中密輸で起訴

起訴の内容

台湾、9人を起訴
Nvidia幹部も対象
背任・文書偽造の疑い

密輸の手口

B300型130台を偽装
74台が中国へ流出
56台は税関で阻止

発端と対応

Supermicro創業者3月逮捕
同社、捜査に協力表明
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台湾の基隆地検は8月24日、Nvidiaの幹部社員や台湾拠点のSupermicro社員2人を含む9人を、背任および文書偽造の容疑で起訴したと発表しました。検察は容疑者名を明らかにしていませんが、AIサーバーの対中不正輸出を隠すために書類を偽造した疑いがあるとしています。米国の対中輸出規制の抜け穴を突いた事件として注目されています。

台湾当局の調査によると、共謀者らはNvidiaB300サーバー130台が台湾国内の施設で稼働しているように装う書類を偽造していました。しかし実際には、そのうち74台が中国の顧客に輸出・納品されていたことが判明しています。残る56台は税関当局が不審な点を検知したため、輸出が阻止されました。

米国は2022年以降、国家安全保障の観点から中国への半導体輸出に許可を義務付けています。今回の事件は、米司法省が3月にSupermicro共同創業者ウォーリー・リャウ氏を、2024年以降25億ドル相当のAIサーバーを不正に中国へ流した容疑で起訴したことを受け、台湾側が独自に捜査を進めた結果、明らかになりました。

SupermicroはPC Magへの声明で、台湾当局の捜査に協力していることを確認しています。「先端技術と知的財産の保護に努めており、サプライチェーンの可視性強化や輸出管理法の徹底に向け、台湾当局と緊密に連携している」とコメントしました。一方、Nvidiaおよび同社は、米メディアArs Technicaの取材には応じていません。