General Intuition評価額60億ドルへ急伸
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ニューヨーク拠点のAIスタートアップGeneral Intuitionが、Valor Equity PartnersやPoint72 Ventures、Seven Seven Sixなど新規投資家を引き受け先として、評価額60億ドルでの資金調達交渉を進めていることが、事情に詳しい複数の関係者への取材で分かりました。既存投資家のKhosla VenturesやGeneral Catalystも増資に参加する見通しで、物理世界で機能する汎用AIエージェントの開発を加速する狙いです。
今回の交渉は、General Intuitionが6月に23億ドルの評価額で3億2000万ドルを調達してから、わずか数週間後に浮上しました。評価額はおよそ2.6倍に跳ね上がった計算です。関係者によると、ラウンドはまだ最終調整中ながら既に応募超過の状態にあり、同社には投資家からの関心が引き続き寄せられているといいます。
同社は、動画ゲームのクリップ共有プラットフォーム『Medal』を運営していたCEOのPim de Witte氏が、昨年10月にスピンオフする形で設立しました。数億時間分のゲームプレイ映像と、プレイヤーがいつどのボタンを押したかを記録した『アクションラベル』を初期データセットとして活用し、時間と空間の中で行動する汎用AIエージェントを訓練する基盤モデルを開発しています。
既存投資家であるKhosla VenturesのVinod Khosla氏は以前、こうしたアクションラベルが、モデルが明示的に学習していないタスクにも汎用的に対応できるようになる『直感の創発』の鍵になるとの見方を示しています。投資家の期待の高さは、こうした技術的な優位性への評価を反映しているとみられます。
調達資金の使途について同社は、汎用モデルの改良をロボットへの実装に重点を置いて進める方針を示しています。具体的には、提携先のCoreWeaveを通じた計算インフラへの投資を拡大するほか、人材採用も強化する計画です。
新規出資者の一角となるValor Equity Partnersは、宇宙開発企業SpaceXへの出資で知られる投資会社です。TechCrunchの取材に対し出資の確認はまだ得られていませんが、実現すれば同社にとってSpaceX以来初めてとなるAI関連企業への投資になるとみられます。