OpenAI、教員向けChatGPTを10万人超に拡大
出典:OpenAI公式
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OpenAIは、教員向けAIツール「ChatGPT for Teachers」を米国の55の新たな学区に拡大すると発表しました。対象は20州に広がり、新たに10万人超の教育者・スタッフが無償で利用できるようになります。これにより同社が提携するK-12組織は30州で100団体を超え、利用可能な教育者は累計30万人以上に達しました。
新たな提携先には、米国最大級の公立学区20校のうち1校が含まれるほか、多様な生徒層を抱える学区も多く参加しています。ChatGPT for Teachersは、確認済みの米国K-12教育者を対象に2028年6月まで無償で提供され、管理者や教員のみが利用できる仕組みが維持されます。
同時にOpenAIは、16州を対象とする全国データプライバシー協定を発表しました。学区が個別に契約交渉をしなくても、既存の審査プロセスの中でChatGPT for Teachersの導入可否を評価できる共通の枠組みで、教育業界では初の取り組みとされています。対象州にはイリノイ州やニューヨーク州、テキサス州などが含まれ、カリフォルニア州は別途の協定で対応します。
OpenAIの分析によると、今年1月から7月にかけて教育者は時間削減につながる業務で190万件超のメッセージを送信しました。内訳は成績表・進捗報告に関するものが90万件、授業計画に関するものが80万件に上り、教員の事務作業の効率化に活用されている実態が浮かび上がります。
教員研修も並行して進められており、この夏には1600人超の教員や管理職がAIスキルズジャムに参加しました。参加者の93%が「すぐに使える学びを得た」と回答し、96%が30日以内に学んだ内容を実践すると答えており、現場主導での活用が広がっています。