Metaインド・東南アジア責任者、OpenAIへ移籍
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Metaでインド・東南アジア担当バイスプレジデントを務めるSandhya Devanathan氏が、同社を離れてOpenAIに移籍することが分かりました。シンガポールを拠点に、OpenAIのアジア太平洋統括ディレクターKiran Mani氏の下で、消費者事業の成長や企業導入、提携、規制対応、東南アジア・オーストラリアの事業運営を担当します。
Devanathan氏は2016年にMetaへ入社し、アジア太平洋地域のゲーム事業責任者などを歴任した後、2025年6月にインド・東南アジア担当バイスプレジデントに就任しました。10年以上在籍したMetaを離れる背景には、オンラインの安全性やコンテンツ管理を巡り同社への監視が強まっていることがあり、同氏はインド事業の意思決定にも関わっていたとされます。
Devanathan氏の移籍は、元Uberインド・南アジア事業責任者のPrabhjeet Singh氏がOpenAIのインド責任者に就任したわずか数日後に発表されました。OpenAIはこの2年間でシンガポール、東京、ソウル、シドニー、デリーに拠点を開設するなど、アジア太平洋地域での事業拡大を急速に進めています。
Devanathan氏の退任を受け、Metaのインド事業を統括するArun Srinivas氏は、アジア太平洋担当バイスプレジデントのBenjamin Joe氏に直接報告する体制に移行するとみられています。Devanathan氏が務めていたインド・東南アジア担当バイスプレジデントの役職は、2025年6月に新設されたばかりでした。
Metaはこのところインド当局から強い圧力にさらされています。今月にはInstagramがナレンドラ・モディ首相の投稿を誤って制限したとして謝罪し、インド政府はJoel Kaplan最高渉外責任者を含むMeta幹部を呼び出して説明を求めました。
インド政府はまた、Meta傘下のプラットフォームにおける児童性的搾取コンテンツを巡っても説明を要求しています。BBCの報道により、Instagram上でそうしたコンテンツへのアクセスを持ちかける広告の存在が明らかになったためです。Metaは違反広告やアカウントを削除したと説明し、意図的な標的化を否定した上で、過去半年間にインドで16万件のアカウントを削除したと明らかにしています。