Instagram、無申告のAI生成人物に表示制限へ

新ラベルと表示制限

AI生成プロフィールに改称
無申告なら表示制限
申告済みは制限対象外

相次ぐ偽アカウント問題

出会い系アプリでAI男性影響力者横行
健康・美容分野で虚偽の医師・専門家
NYTなど複数メディアが報道

Metaの対応強化

児童向け機能巡り1.8兆円で和解
10代の利用時間を1日2時間に制限
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Instagramは8月31日、AIが生成した人物を主体とするプロフィールについて、既存の「AI creator」ラベルを「AI-generated profile」に改称すると発表しました。同社は、自己申告なしにAI生成であることを隠しているアカウントを特定し、Reelsや発見タブでの表示範囲を制限する方針も明らかにしています。背景には、実在の人物と見分けがつかないAIインフルエンサーの増加に対するユーザーの不満があります。

新方針では、AI生成の人物をプロフィールの主体として使用しているにもかかわらずラベルを付けていないアカウントが対象となります。該当すると判定された場合は非フォロワーへのおすすめ表示が制限されますが、誤判定の場合は異議申し立てが可能です。一方、写真の編集やキャプションの作成など、AIツールを補助的に使うだけの投稿にはラベルは不要としています。

今回の対応の背景には、AI生成の人物による問題事例の相次ぐ発覚があります。出会い系アプリ「Goose」では、AI生成とみられる男性インフルエンサーネットワークがユーザーへの勧誘に利用されていたと報じられました。また、米紙ニューヨーク・タイムズは、健康・美容分野でサプリメントなどを宣伝する架空の医師や専門家のアカウントが多数存在すると報じています。

Instagramを巡っては、他人の顔写真を使った画像生成を可能にするAIツールが批判を浴び撤回された経緯もあります。さらに親会社Metaは先週、未成年への影響を巡る訴訟で米国の複数州と約1.8兆円規模の和解に応じており、10代ユーザーの1日利用時間を2時間に制限するなど対策を強化しています。今回のラベル刷新も、こうした一連の信頼回復策の一環と位置付けられます。