Apple、OpenAIに迅速な証拠開示を要求

迅速開示の要求

証拠消失リスクの主張
MacBook提出の遅れ
鑑識情報保全の要請

争点と双方の主張

回路図利用との指摘
端末復元を巡る記録
OpenAIによる反論
退職手続きへの批判
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Appleは2026年8月31日、OpenAIとの営業秘密訴訟で、証拠が失われる現実的なリスクがあるとして、裁判所に迅速な証拠開示を求めました。中心となるのは、OpenAIへ移った元従業員Chang Liu氏が保持していたApple所有のMacBookで、Appleはログやメタデータなどの鑑識情報が上書き・消失する恐れを訴えています。

この訴訟は、OpenAIへ移った元Apple従業員3人が関係し、AI端末の開発にAppleの営業秘密が流用されたという同社の主張を巡るものです。Appleによると、OpenAIは7月の提訴時からMacBookを保有しながら調査せず、8月21日になって提出しました。

Appleは端末の調査で、Liu氏がAppleの機密回路図をダウンロードし、OpenAIでの業務に利用した形跡を確認したと主張しています。同社はさらに、Liu氏がAppleの外部クラウドストレージへ継続してアクセスできることを、本人やOpenAI関係者が認識していたと指摘しました。

端末内のメッセージには、6月にAppleの社内調査を知った後、Apple所有端末を「復元」してから「使用開始」する必要性をLiu氏が話し合った記録があったとされています。Appleは、ログや利用記録は時間とともに失われ得るとして、早期の保全が必要だと訴えています。

一方、OpenAIは、問題はApple自身の退職手続きの不備が招いたものだと反論しました。Liu氏が不適切な手段や目的でAppleの情報へアクセスした証拠はなく、機密情報を使う必要もないと主張しています。