Sony等音楽大手、Anthropicを著作権侵害で提訴

音楽出版社が新提訴

ソニーなど音楽出版大手が提訴
書籍訴訟の15億ドル和解は不十分と主張
楽曲数千曲の違法利用も指摘

楽曲侵害の具体例

歌詞の逐語的な再現を懸念
他歌手風の新曲生成も問題視
ビートルズ全曲などを保存

経営陣の社内証拠

創業者が違法トレントで個人取得
CEOが承認したと訴状で主張
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ソニーやEMI、ワーナー・チャペルなど音楽出版大手各社は8月28日、AI企業「Anthropic」を著作権侵害で新たに提訴しました。Anthropicは今年7月、書籍の無断学習を巡り著者側に15億ドルの和解金支払いで合意したばかりですが、今回の訴状では楽曲についても数千曲規模の無断利用があったと主張しています。

訴状によると、Anthropicが無断で保存し続けているとされる書籍には、ビートルズの全曲集やテイラー・スウィフトの楽曲集、ロック名曲集なども含まれています。音楽出版社側は、AIチャット「Claude」が既存曲の歌詞をほぼそのまま再現したり、他の歌手の作風を模した新曲を生成したりする点を問題視しました。

音楽出版社側は、AI生成楽曲と競合するソングライターたちが実際に不利益を被っていると訴えています。差し止め命令がなければ、Anthropicは学習を続けて権利侵害を拡大させる恐れがあるとも主張しました。

訴状ではさらに、Anthropicの共同創業者ベンジャミン・マン氏が2021年7月、海賊版サイト「Library Genesis」から個人的にBitTorrentを使い数百万冊の書籍を違法に取得していたとされる社内チャットの記録が示されました。共同創業者でCEOのダリオ・アモデイ氏がこの行為を承認したとも主張されており、両氏は個人としても被告に名を連ねています。