Spiritデータ、Micro1がGoogle比25%高値

Google知的財産

対抗入札の条件

1250万ドルの現金提示
Google案を25%上回る
手続き遅延回避を主張

匿名化方式の隔たり

自社内でデータ匿名化
Spirit側は方式に難色
第三者処理案を予備選定

権利保護の争点

自社情報の除去要求
AI投入後は追跡困難
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AI学習データ企業Micro1は先週、経営破綻したSpiritが進める顧客データのGoogleへの売却に対し、1250万ドルの現金による対抗入札を提出しました。Google案を25%上回り、Spirit側が自社案を選べば破産手続きの追加遅延を避けられると主張し、近く開かれる審理で採用を働きかけます。

ただしMicro1はデータの匿名化を自社内で行う計画です。Spirit側は競売過程でこの方式に反対し、Googleとの売却が不成立の場合の次点案には、より低い価格でも独立した第三者が匿名化を完了した提案を選びました。

このため、遅れて出された高額案でもSpirit側を動かす可能性は高くないと記事はみています。価格だけでなく、匿名化を誰が担うかが選定上の重要な条件になっています。

Springshotは、自社が所有する知的財産、営業秘密、独自データが売却対象に残ることを懸念しています。Micro1は競合製品の開発に使わず、競合先にも売らないと約束したものの、データを分離するとは表明していません。

SpringshotのKreuzkamp氏は、自社データをSpiritのデータセットから除去することが目的だと説明しました。同社の弁護士はSpirit側の法務チームと連絡を取り、審理で権利を守る方針です。

裁判所がこの異例の売却を承認する可能性がある一方、破綻企業が第三者所有のデータを確実に除く手続きは明確ではありません。Kreuzkamp氏は、AIモデルに投入された後では利用経路を追跡できないと指摘し、投入前の分離が重要だと訴えています。