Anthropic著作権和解金、作家が配分異議
出典:TechCrunch
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2026年9月6日、Anthropicが著作権集団訴訟で合意した15億ドルの和解金を巡り、作家らが出版社や文芸代理店による配分請求に異議を唱えています。対象は海賊版として取得された約50万作品で、原則として1作品当たり3000ドルが支払われます。権利が戻った作品への請求や、出版社が受け取れる50%を超える請求が相次ぎ、記録管理と手続きの不備が問われています。
裁判官は、著作物によるAIモデルの学習はフェアユースとして適法だが、著作物の海賊版取得は違法だと判断しました。2025年に成立した和解は2026年7月に最終承認され、支払い手続きが進んでいます。
和解条件では、伝統的な出版社から刊行中の本は作家と出版社が支払額を半分ずつ受け取ります。自費出版作品や、絶版などで出版社から権利が戻った作品は、作家が全額を受け取る扱いです。
作家からは、権利返還済み作品に出版社が請求した例や、出版社が50%ではなく全額を求めた例が報告されました。文芸代理店による請求もあり、作家支援ブログの運営者は、代理店は本の権利者ではないため意外だと指摘しています。関係者は意図的な取り分拡大よりも、記録管理の不備と複雑な手続きを原因に挙げています。
ただし、寄せられた苦情は全体の一部にすぎず、誤りの規模はまだ確定していません。一方、同種の報告が短期間に繰り返されたため、広範で構造的な問題の可能性も指摘されています。作家が全額を請求するには、権利返還が基準日の2022年8月10日より前である必要があり、Authors Guildなどが異議申立ての方法を案内しています。