Google.org、公共AI15団体を採択

採択と支援

15団体の採択
総額3000万ドル枠
2600件超から選抜

展開の仕組み

オープンソース設計

対象領域

災害医療の需給把握
行政文書の平易化
交通と道路安全の改善
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Google.orgは2026年9月15日、行政の複雑な課題をAIで解く「AI for Government Innovation」の採択15団体を発表しました。世界2600件超の提案から大学、社会的企業、非営利団体を選び、州・国の保健当局や自治体の交通機関などが担う公共サービスの改善を後押しします。

この取り組みの規模は総額3000万ドルです。採択団体は専用アクセラレーターを通じ、Googleエンジニアや製品専門家から無償の実務支援を受け、人を中心に据えたAIツールを開発します。

成果はオープンソースの設計ひな型として公開し、地域ごとに改良・共有できる形を目指します。対象地域は米国イリノイ州、ナイジェリアのラゴス、日本の名古屋などに広がり、特定地域だけでなく他の行政機関にも応用できる構成です。

具体例では、名古屋大学の減災連携研究センターが災害時の救急医療物資の需給をリアルタイムで可視化し、患者対応の調整を支援します。ほかにも感染症集団の発見、妊産婦の早期リスク把握、疾病リスクに基づく移動診療など、医療の予防と初動を補う案件が選ばれました。

行政文書の平易化、低所得世帯向け無料納税申告、検察官が監督する事件文書作成の効率化も対象です。公共交通データの統合、道路安全の意思決定、インフラ障害の予測、気候対策の評価など、住民接点から基幹サービスまで幅広いAI活用を検証します。