保険AIのOutmarket、シリーズBで3450万ドル調達

投資評価額

短期間の追加調達

3450万ドルの調達
評価額3億3500万ドル
4カ月での連続調達

保険事務の自動化

書類作業の自動化
保険比較と提案支援

代理店顧客の拡大

300超の代理店顧客
上位100社の25%採用
詳細を読む

保険業務をAIで自動化するOutmarketは2026年9月28日、SignalFire主導のシリーズBで3450万ドルを調達すると明らかにしました。Fika VenturesやTTV Capitalなども参加し、1700万ドルのシリーズAからわずか4カ月後の追加調達です。投資関係者によると評価額は3億3500万ドルで、商業保険の書類処理を効率化する事業が顧客を広げています。

Outmarketは、保険販売会社Ethosで製品部門を率いたヴィシャル・サンクラ氏が2023年後半に創業しました。同氏によると、アメリカを含む世界の保険販売の95%は人間の代理店を介しており、多くの工程が今も手作業です。

同社は250種類を超える補償が存在し、企業ごとに申込書や確認書類が異なる商業保険に重点を置きます。AIが時間のかかる事務処理を自動化し、代理店による保険の評価と提案を速め、緊急時の顧客対応など人にしかできない仕事へ時間を振り向けます。

新製品の提供開始から14カ月で、顧客は300を超える保険代理店に増えました。Outmarketによると、業界上位100社のうち25%が顧客に含まれ、保険業界では速い導入ペースだとサンクラ氏は説明しています。

同じ分野ではFulcrum AIやFurtherAIも保険代理店向けの業務基盤を開発しています。一方、アメリカの損害保険市場だけで年間保険料が1兆ドル超に達しており、サンクラ氏は代理店の効率化を支える余地が大きいとみています。