Airbnb CEO、AIエージェント専用OSを提唱
詳細を読む
Airbnbは2026年10月1日までに、秋季更新の一環としてAI検索を公開し、共同創業者兼CEOのブライアン・チェスキー氏は同日のTechCrunchのインタビューで、消費者向けAIにはエージェント専用のOSとSDKが必要だとの見解を示しました。対話だけに頼らず、閲覧や比較、本人確認、地図、ホストとの連絡を扱う豊かな画面と、他社エージェントとの相互接続を実現する基盤が必要だとしています。
同氏は、チャットボットは一度に示す候補が少なく、買い物や旅行探しでは結果まで何往復も必要だと指摘します。一方、旅行は計画や期待そのものを楽しむため、Airbnbは閲覧・発見を残したチャットと現行検索の中間の画面を模索します。
家族や友人と旅を計画する利用場面を踏まえ、Airbnbは今後3~6カ月で複数人が同時に使えるAI画面を探ります。さらに、あらかじめ設計した固定画面とAIがその場で作る生成画面を組み合わせる考えで、操作画面がすべて消えるとの見方には否定的です。
消費者向けエージェントを受け入れるには、外部エージェントが閲覧、比較、本人確認、地図などの機能を扱える堅牢なSDKか、Airbnb側への引き継ぎが必要です。同氏は将来、検索や顧客対応などの個別エージェントを統合し、MCPを介して他社のエージェントと接続する構想を語りました。
ただし同氏は、iOS、macOS、Windows上のAIアプリはAI向けOSではなく、業界にはカーネル層で各エージェントを連携させる基盤がないとみています。AppleやGoogleなどが新たなプラットフォームを築かない限り、当面はアプリ内にエージェントを置く形が中心になるとの見立てです。
Airbnbは今秋、検索と顧客対応を助ける音声エージェントを公開する計画です。同社ではAIで機能提供が速まり、チェスキー氏自身も情報収集をAIに任せることで会議を減らしていると説明しました。