トランプ氏、海外製産業ロボット輸入を安保上の脅威と認定

通商交渉を指示

10月28日付の大統領布告
貿易相手国と180日以内に協議
対象はロボットや産業機械、部品

関税の可能性

合意なければ追加措置を検討
関税・数量制限・手数料が候補
製造業の調達に影響の恐れ
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トランプ米大統領は2026年10月28日付の大統領布告で、外国製の産業ロボット輸入を国家安全保障上の脅威と位置づけました。米国政府は貿易相手国との協議を始め、180日以内の合意を目指します。期限までに合意できなければ、関税などの追加措置を検討する可能性があります。

布告は、産業用ロボットや機械が軍事装備の製造に重要で、米国の重要インフラを支えると説明しています。商務省の調査では、輸入品が国内産業の競争力を損なうほか、サイバーセキュリティや安全面のリスクをもたらす恐れがあるとしたといいます。

対象となるロボットは、自動車工場や物流倉庫などで使われる産業用機械です。米国の自動車メーカーや航空宇宙・防衛企業は海外製ロボットを活用しており、輸入制限が実施されれば調達や生産への影響が懸念されます。

今回の布告は、7月に外国製のロボット掃除機や人型ロボットなどを対象にした連邦通信委員会の措置に続くものです。前回の措置では工場などで使う固定式の産業ロボットは対象外でしたが、今回の指示はロボットや産業機械、その部品を含む輸入について各国との協議を求めています。