Google Photos、AIで手持ち服のバーチャル試着機能を発表

デジタルクローゼットの仕組み

写真から衣類を自動認識しカタログ化
カテゴリ別フィルターで一覧表示
アイテムを組み合わせコーデ作成
ムードボードに保存・友人と共有

バーチャル試着と展開計画

作成したコーデを自分の姿で試着プレビュー
今夏Android版から提供開始
iOS版は順次展開予定
既存のクローゼットアプリと競合
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Googleは2026年4月29日、Google PhotosにAIを活用したデジタルワードローブ機能を追加すると発表しました。この機能はユーザーのフォトライブラリに写っている衣類をAIが自動で認識し、デジタルクローゼットとして整理します。さらに手持ちの服を組み合わせたコーディネートの作成や、バーチャル試着まで可能になります。

デジタルクローゼットでは、トップス・ボトムス・ジュエリーなどカテゴリ別にフィルタリングでき、忘れていたアイテムの再発見にも役立ちます。気に入ったコーディネートはデジタルムードボードに保存でき、旅行・結婚式・仕事など用途別に整理することも可能です。友人との共有機能も備えています。

注目すべきはバーチャル試着機能です。Googleは2025年にショッピング向けのAI試着機能をすでに提供していましたが、今回は自分が所有する服を対象にした点が新しいといえます。コーディネートを選択し「Try it on」ボタンを押すだけで、着用イメージをプレビューできます。

映画「クルーレス」に登場した仮想クローゼットが現実になったとも報じられており、ファッション業界やスタートアップが長年追い求めてきたコンセプトをGoogleがAI技術で実現した形です。Acloset、Combyne、Wheringなど既存のクローゼットアプリとの競合が予想されます。

提供開始は今夏を予定しており、まずAndroidGoogle Photosから展開し、その後iOS版にも対応します。Google Photosの「コレクション」内に配置される予定です。AIが衣類をどのように認識するかの技術的詳細は明かされていませんが、全身が写った明るい写真ほど精度が高くなると見られています。