Bumble、スワイプ機能を廃止しAI刷新へ
スワイプ廃止の背景
有料ユーザーが前年比21%減
課金会員320万人に縮小
CEO「量より質への意図的転換」と説明
出典:TechCrunch
詳細を読む
マッチングアプリ大手BumbleのCEOホイットニー・ウルフ・ハードは2026年5月7日、2010年代のマッチングアプリを象徴するスワイプ機能を廃止すると発表しました。Axiosのインタビューで「スワイプに別れを告げ、このカテゴリーにとって革命的なものを導入する」と語っています。
背景には深刻な業績悪化があります。2026年第1四半期の有料ユーザーは約320万人で、前年の400万人から約21%減少しました。数四半期にわたり課金会員の流出が続いており、アプリの抜本的な再設計という大きな決断に踏み切った形です。
ウルフ・ハードCEOは決算説明会で「過去数四半期にわたり意図的にユーザー基盤をリセットした」と述べ、規模より質を重視する方針を強調しました。ユーザー数は減少したものの、エコシステムの健全性は大幅に改善したとの認識を示しています。
新たな方向性の柱はAI活用です。同社はAIデートアシスタント「Bee」を開発中で、ウルフ・ハードCEOはかねてAIが「恋愛や人間関係のスーパーチャージャーになる」と発言してきました。将来的にはAIボット同士が代理でデートする構想にも言及しています。
ただし課題もあります。Z世代はAI機能に対して否定的な傾向が強く、過度なAI導入が20代ユーザーの獲得につながるかは不透明です。大規模刷新は今年第4四半期の予定で、当面はスワイプ機能が維持されます。