Mozilla調査、生理アプリが健康データ送信
相次ぐ攻撃と侵害
Suno情報流出
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米WIREDが7月18日、今週のセキュリティとプライバシーに関する話題をまとめて報じました。目玉は、非営利団体Mozillaが人気の生理管理アプリ6本のプライバシー保護を格付けした調査です。占星術をテーマにしたStardustは10点中2点で最低評価となり、避妊方法や妊娠状況、症状といった生殖に関わる健康データを、プライバシーポリシーに記載のない分析企業へ送信していました。
Mozillaの研究者によると、Stardustはアプリを開いた瞬間から第三者トラッカーに通信し、利用者が症状を記録すると即座に分析企業RudderStackへ固有IDとともに情報が渡ります。共有を止める手段はアプリ内になく、Facebook向けの広告識別子も引き渡していました。一方、非営利運営のEukiは満点を獲得し、アカウント不要で健康データを端末の外に出さない設計が評価されています。
サイバー攻撃を巡る動きも相次ぎました。EUと英国は今週、ポーランドの電力網を狙った攻撃の実行主体としてロシア連邦保安局(FSB)の一部門を特定し、制裁を科しました。停電寸前まで迫ったこの攻撃は、従来なら軍参謀本部情報総局(GRU)の犯行とみられる種類のもので、FSBが攻撃的な手口を強めている可能性を示しています。
ロシアのセキュリティ企業Kasperskyを巡っては、NATO諸国や米企業11社以上への侵入に関与したとされるハッカーが、同社で2年間働いていたとロイターが報じました。また米国土安全保障省(DHS)では、情報共有基盤への実際の侵入の痕跡を担当者が二度も誤検知と判断し、見逃していたことも明らかになっています。
AI関連では、音楽生成の新興企業Sunoが侵害を受け、内部データが流出しました。404 Mediaによると、SunoはYouTube MusicやDeezerなどから数十年分に及ぶ楽曲やポッドキャストを無断で収集し、モデルの学習に使っていた形跡が判明しました。あわせて顧客数十万人のメールや決済情報も露出し、同社は古いコードが原因で機微な個人情報はないと説明しています。