Meta、AIチャットを能動型アシスタントに刷新
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Metaは7月24日、対話型AI「Meta AI」を大幅に刷新し、質問応答にとどまらず能動的にタスクをこなすアシスタントへ進化させると発表しました。新版は利用者のカレンダーと連携して1日の予定をまとめた日次ブリーフィングを自動生成し、イベント計画や調査の代行までこなします。GeminiやChatGPT、Claudeなど競合への対抗策と位置づけ、一部市場でアプリとWebから提供を始めます。
具体的には、カレンダーを基に1日の要約を作成したり、キッチン改装の予算に合う中古家具をFacebook Marketplaceで探したりできます。イベント用のレストランを検索して予定に合う日を選ぶこともでき、一度タスクを設定すれば再指示なしで週次の献立作成や在庫復活の通知まで自動で続けます。
さらに、Web上の情報を要約してレポートやプレゼン資料、計画書にまとめる能力も向上しました。ChatGPTと同様に、回答の生成途中で方向性を修正できるステアリング機能も加わり、対話の主導権を利用者が握れます。
今回の刷新は同社の戦略転換を象徴します。最高製品責任者のクリス・コックス氏は昨年、OpenAIやGoogle、Anthropicのように「生産性に執着する」のではなく「娯楽」や「友人とのつながり」に集中すると社員へ語っていましたが、今回はその方針を反転させた形です。新機能は新モデルMuse Spark 1.1が支え、ザッカーバーグCEOが掲げる「個人向け超知能」への次の一歩と位置づけています。
提供は本日から「一部の市場」でMeta AIアプリとWeb版で始まり、WhatsAppなど他のプラットフォームや対応国は「今後数週間のうちに」拡大する予定です。経営者やリーダーにとっては、主要AIアシスタント間の競争が生産性の領域へと本格的に広がる兆しといえます。