Googleが電力AI企業28社を新プログラムに採択

北米12社の技術

データセンター給電を高速化
EV活用で需要を調整
地熱で冷暖房を実現

欧州16社の技術

風力ブレードを高速修理
AIで電力取引を自動化
ドローンで送電線を点検

Googleの支援内容

技術メンターを提供
自社データセンターにも応用
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Googleは2026年8月26日、北米と欧州で展開する新興企業支援プログラム「Google for Startups Accelerator」の対象として、電力エネルギー分野でAIを活用する28社を選出したと発表しました。北米12社、欧州16社が参加し、家庭や企業の省エネ、送電網の高度化、需要調整といった課題にAIで挑みます。

北米の採択企業には、データセンター向け給電を高速化するFelix Fusionや、電気自動車を軸に需要を調整するOptiwattが含まれます。ほかにも地熱による冷暖房技術を手がけるDig Energyなど、電力インフラの構築や供給の効率化を目指す企業が並びます。

欧州の採択企業では、劣化した風力タービンのブレードを10倍速く修理するRebladeや、バッテリー群の電力取引を自動化するSolshipが目を引きます。送電線を自律点検するドローン技術を持つNomadicHylightも選ばれました。

選出された各社には今後数カ月にわたり、Googleエネルギー・AI分野の専門家による技術メンタリングや、Googleのデジタルツールへのアクセスが提供されます。事業拡大に向けた実践的な支援を通じて、各社の成長を後押しする狙いです。

今回の取り組みは、Google自身がデータセンター電力需要拡大に対応するための施策とも軌を一にしています。同社はすでに需要応答の仕組みをデータセンターに導入したほか、新たなエネルギー貯蔵技術への投資も進めており、AIによる持続可能な電力システムの構築を加速させる考えです。