MIT不動産センター、Torous氏が新執行責任者
出典:MIT News
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MITは2026年7月1日付で、都市研究・計画学科とMIT Sloan School of Managementの上級講師Walter Torous氏を、MIT不動産センター(CRE)の執行責任者に任命しました。同氏は不動産開発学修士課程(MSRED)の責任者を続けながら、教育、企業連携、資金調達、主要行事、職員、予算、戦略を統括し、変化する不動産市場に対応できる次世代人材の育成を主導します。
Torous氏は、法学・都市計画学教授のJustin Steil氏とセンターの学術・戦略面を率います。Steil氏は学術カリキュラム評議会のファカルティーチェアとしてCREを代表し、両氏で教育課程と産業界との連携を発展させます。
不動産市場では、高齢化による住宅供給の不均衡や、技術革新と在宅勤務による商業用不動産への影響、小売りの変化が同時進行しています。Torous氏は、学生が市場の変動に左右されずキャリアを築けるよう、技術と金融市場に強い人材を育てる考えです。
そのためMSREDの教育内容を都市研究・計画学科の枠から広げ、建築、土木・環境工学、Media Lab、MIT Sloanなどの知見を取り込む方針です。すでにAIと不動産を扱う授業があり、Torous氏とSteil氏は同様の科目を増やす計画です。
研究面では、Torous氏は住宅ローンの債務不履行や、コロナ禍後の米国オフィス市場の変化を機械学習で分析しています。さらに、CREが43年間で育てた1200人超の同窓生との関係を深め、業界経験を次世代の教育に生かす意向です。