BlueskyのAI、SNS横断の調査機能を追加
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分散型SNSのBlueskyは今週、AIアシスタント「Attie(アティ)」に新機能「Quests」を追加したと発表しました。ユーザーが対話形式で質問すると、Bluesky本体だけでなく、基盤技術「AT Protocol」で連携する各アプリを含む広範な社会圏「Atmosphere」を横断し、話題やニュースを調べられるオープンな調査ツールへと進化します。成長の鈍化に直面する同社が、新たな価値提供と収益化の糸口を探る一手です。
Attieは2026年3月に公開された製品で、プログラミングなしで独自のアルゴリズムやカスタムフィードを設計できる点が特徴です。今回のQuestsはこれを一歩進め、トレンドの話題や、特定分野・地域で最も影響力のあるアカウントの特定といった、自由な問い合わせに応えます。同社はAttieを「ネットを理解し、誤情報やノイズに立ち向かうための道具」と位置づけています。
背景には、Blueskyの成長鈍化があります。登録アカウント数は昨年10月に1年で倍増して4000万件に達したものの、現在は約4560万件にとどまります。3月に完了した1億ドルのシリーズB調達で得た資金を元手に、同社は有料プランやパワーユーザー向け機能など、収益化に向けた実験を進めています。
元CEOで現在は最高イノベーション責任者を務めるジェイ・グレイバー氏は「世界を理解する助けとなる道具は、混乱を広げる道具より役立つはずだ」と述べ、AT Protocolの利用障壁を下げる狙いを強調しました。一方、Blueskyの利用者には経済・政治・環境の観点からAIを嫌う層も多く、同社はコミュニティの意向と収益確保の両立という難題に直面しています。新しいAttie体験は現在ベータ版で、待機リストから順次招待される予定です。