Googleの検索流入が枯渇、ウェブが反発
出典:The Verge
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米メディアThe Vergeは7月24日公開のポッドキャスト『Vergecast』で、Googleとウェブサイトが長年保ってきた検索流入の『取引』が崩壊しつつあると議論しました。Googleがページを索引化する見返りに膨大なアクセスをサイトへ送る構図が、AIの台頭で機能しなくなったという見立てです。番組はこの現象を指す『Google Zero』が、もはや無視できない段階に入ったと論じました。
かつてGoogleとウェブの間には、検索エンジンがデータを集めて索引化し、その代わりにサイトへ大量の流入を返すという暗黙の合意がありました。この取引はGoogle側に有利で完璧ではなかったものの、長年にわたり双方に利益をもたらしてきました。しかしAIが検索結果内で直接回答を示すようになり、ユーザーがサイトを訪れずに済むゼロクリック化が進んでいます。
影響を受けるサイト側は対抗に動き始めています。掲示板大手のRedditは流入減少を背景に、GoogleとのAI学習向けデータ提供契約の見直しを検討していると報じられました。一部の出版社は、Googleによるサイトのクロール自体を遮断する選択肢まで議論しているといいます。
皮肉にもGoogle自身の検索事業も、AI競争の余波を受け始めています。番組では、第2四半期の決算にもその兆候が表れていると指摘されました。『Google Zero』という言葉を広めた共同ホストのNilay Patel氏が命名の的中に触れる場面もあり、ウェブ全体が流入枯渇後の世界への備えを迫られている状況が浮き彫りになりました。