CognitionがPoke買収、Devinに個性を付与

買収の概要

数億ドル規模の買収
Poke運営会社を取得
Devin個性を統合

Pokeの特徴

友人のような対話体験
3月ローンチのAIアシスタント
3カ月で1億超のメッセージ

今後の展開

来年SWE-1.7を活用
両製品の完全統合も視野
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AIコーディングスタートアップCognitionは7月24日、対話型AIアシスタント「Poke」を運営するThe Interaction Company of Californiaを買収したと発表しました。買収額は数億ドル規模とされ、Pokeの対話モデルと個性をコーディング支援エージェントDevin」に取り込む狙いです。AIアシスタントの応答の仕方そのものが、基盤モデルと並ぶ競争優位になりつつあることを示す動きといえます。

Pokeの特徴は、ツールというより友人のように振る舞う対話スタイルにあります。ユーザーの依頼にスラングやユーモアを交えて応じ、親しみやすくやり取りする点が消費者に支持されてきました。Cognitionはこの人間味をDevinに加えることで、ソフトウェアではなく同僚のように感じられる存在を目指します。

Pokeは2026年3月にローンチし、iMessageやSMS、Telegram、WhatsAppなど各種メッセージアプリから利用できます。旅行や健康、金融、スケジュール管理などのタスクに使われ、直近3カ月で1億件超のメッセージが交わされました。一方で運用コストが高く、数十万人に使われながらも黒字化は難しかったと共同創業者のMarvin von Hagen氏は明かします。

今回の買収でPokeはCognitionのモデルとインフラを活用し、速度と信頼性の向上を図ります。年内は大きな変更はなく、6月に承認されたAppleの「Messages for Business」上での提供も続く見通しです。来年にはPokeが最新モデル「SWE-1.7」を一部タスクで使うほか、複数のDevinセッションを束ねる役割も検討され、両製品の完全統合も選択肢に残されています。