Google、AIスクレイパーへの著作権訴訟で敗訴も継続
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検索大手のGoogleは、AIボットによる検索結果の収集を巡る訴訟で先週敗訴した後も、法廷闘争を継続する方針を明らかにしました。同社は2025年12月、検索結果を無断で収集し「Google Search API」として販売したとして、Webスクレイピング企業のSerpApiをデジタルミレニアム著作権法(DMCA)違反で提訴していました。Redditも同社の動きに同調しています。
Googleによると、この対策は検索結果内の著作権保護コンテンツを守るためのものでした。SerpApiによる回避は、著名人や企業の情報をまとめて表示するナレッジパネル向けにコンテンツを提供する権利者との関係を損なう恐れがあったと主張しています。
もっとも、検索結果そのものは著作権の対象にならないため、今回のDMCA活用は異例だと指摘されています。Googleは、10月にRedditがSerpApiやGoogleの競合Perplexityを相手取り、Google検索に表示されるReddit投稿の収集を訴えた類似訴訟に後押しされたとみられます。
Googleは、SerpApiの回避行為が利用規約に違反し、数十億回に及ぶボット検索のコストを回収できなくしたと訴えています。Redditも、自社による対策とGoogle側の対策という二重のセキュリティをSerpApiが突破したと主張しました。
著作権法に詳しい非営利団体Public Knowledgeのメレディス・ローズ氏は、両社が急増するAIスクレイピングに直面し、使える手段に手当たり次第すがっているように見えると指摘します。DMCAの使い方は法が本来想定した用途ではないものの、不適切な利用を素早く止めてライセンス協議を促す有効な手段として機能してきた経緯があり、驚くべきことではないとの見方を示しました。