Twitch、配信者のAI学習利用にオプトアウト追加

新設定の内容

生成AI学習のオプトアウト新設
配信・動画コンテンツが対象
設定はセキュリティ項目内

利用実態と反応

1万6000人超が既定利用に反対
既定でオンだったと判明
プラットフォーム機能は対象外

データ争奪の背景

学習データ不足が深刻化
MetaGoogleも同様利用
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Amazon傘下の動画配信サービスTwitchは8月15日までに、アカウント設定を更新し、配信者が自らの配信・動画コンテンツAmazonの生成AIモデルの学習に使われることを拒否できる新機能を追加しました。設定画面のセキュリティプライバシー項目から、生成AI学習向けのトグルを無効にするだけで手続きが完了します。

この変更により一部の配信者からは安心の声が上がった一方、Twitchがいつからユーザーの投稿をAI学習に利用してきたのかは依然として明らかにされていません。今回の設定変更をきっかけに、大手テック企業によるユーザーデータの取り扱いへの懸念が改めて浮き彫りになっています。

Twitchは、オプトアウトを選んでもスポンサー案件支援や視聴者へのおすすめ表示、コミュニティ保護ツール「AutoMod」など、他のAI活用機能への影響はないと説明しています。あくまで生成AIモデルの学習利用に限った選択肢である点には注意が必要です。

コミュニティフォーラムでは1万6000人を超える配信者が、コンテンツが既定でAI学習に使われる仕組みに反対の意思を示しました。Twitchのコミュニティ責任者メアリー・キッシュ氏は、今回の変更が反発を招くことを認めた上で説明を行っています。

製品責任者のマイク・ミントン氏は、既定でオプトインの状態にしておかなければ「誰も参加しなくなる」との見方を示しました。さらに、公開されているコンテンツの多くが許可の有無にかかわらずAIモデルの学習に使われているとの認識も明らかにしています。

今回の一件は、高品質な学習データの不足という業界共通の課題を映し出しています。MetaFacebookInstagramの投稿を、GoogleYouTube動画を学習に利用してきたことも既に指摘されており、データ争奪はAI開発競争の新たな焦点となりつつあります。