Instagram公開写真、MetaのAIが無断利用可能に

Muse Imageの懸念

公開Instagram写真を無断利用
タグ付けで他人がAI画像生成
本人への事前通知なし
非公開・18歳未満自動除外

オプトアウト手順

プロフィールの共有と再利用
AI利用設定をオフ
投稿とリール両方で無効化
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Meta(メタ)は7月7日、写真から新たなAI画像を生成できる機能「Muse Image」を自社アプリで公開しました。公開Instagramアカウントの写真を、他のユーザーがタグ付けするだけでAI生成の素材に使える点が波紋を呼んでいます。米メディアTechCrunchが9日、無効化の手順とともに報じました。

懸念の中心は同意の問題です。ユーザーは自分の公開写真が見知らぬ他人のAI生成に取り込まれることを知らされず、再利用時の通知もありません。画像を容易に加工できる仕組みは、嫌がらせやなりすまし、非合意な編集を招く恐れも指摘されています。

自動で対象外となるのは非公開アカウントと18歳未満のユーザーのみです。裏を返せば、公開アカウントの写真は初期状態で利用対象に含まれます。自衛にはユーザー自身による設定変更が欠かせません。

無効化はInstagramのプロフィール画面から行えます。右上の三本線をタップし、「共有と再利用」へ進み、「MetaのAI機能に自分のコンテンツの利用を許可する」を探します。投稿とリールの両方でこの設定をオフにすれば、AI生成への利用を防げます。

背景には、生成AIをSNSへ急速に組み込む各社への根強い不信があります。Pew Research Centerの調査では、回答者の35%がAIの拡大に「期待より懸念が大きい」と答えました。さらにMetaは、2019年に米連邦取引委員会(FTC)から50億ドルの制裁金を科された過去があり、プライバシー管理への懐疑を一層強めています。