Meta、AI生成ゲームアプリPocketを全米展開

Pocketの機能

AIプロンプトゲーム生成
カメラや写真も活用
作品を共有・リミックス

展開の経緯

Gizmoチーム買収が起点
先月ブラジルで先行提供

Metaのアプリ戦略

AI開発で新アプリ量産
Instants・Forumなど続々
旧Gizmoアプリは終了へ
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Meta(メタ)は8月20日、AIプロンプトでゲームを生成できる実験的アプリ「Pocket」を米国の全ユーザー向けに展開すると発表しました。これまでブラジルなど一部地域で試験提供していたアプリを本格展開する形で、ユーザーはAIプロンプトだけで簡単なインタラクティブゲームを作成し、フィード上で共有できるようになります。

Pocketで生成される作品は「ギズモ」と呼ばれ、スマートフォンのタッチや傾きに反応するほか、効果音や好きな楽曲のクリップを組み込むことも可能です。カメラロールの写真やカメラ機能を活用した作品作りにも対応しています。完成した作品はプロフィールに公開でき、他のユーザーが保存したりリミックスしたり、再投稿したりすることもできます。

PocketはMetaが今年買収したゲームプラットフォーム「Gizmo」の開発チームを基盤としています。Gizmoは2月に「インタラクティブなミニアプリ版TikTok」として注目を集めていたサービスで、Metaは同チームをスーパーインテリジェンス部門に迎え入れていました。Pocketの正式展開に伴い、買収元であるAtma Sciencesが開発した旧Gizmoアプリは終了することになります。

Pocketの展開は、MetaAI活用によるアプリ開発を加速させている流れの一環です。マーク・ザッカーバーグCEOは7月の決算説明会で、AIを活用したソフトウェア開発によって新アイデアを迅速に試作・提供できるようになったと説明しています。実際に同社は今年、消えるフォト共有アプリ「Instagram Instants」や、Reddit風の「Forum」、マーケットプレイス向けの「Seller」などのスタンドアロンアプリを相次いで投入してきました。

MetaはこれまでもAI画像生成の「Meta AI」アプリやAI動画生成アプリ「Vibes」など、AI創作ツールの一般化を進めてきました。今週にはMac向けのMeta AIアプリも公開しており、Pocketはこうした一連のAI創作アプリ展開における最新の一手と位置付けられます。同社は今後もレコメンドシステムを活用しながら、新たなアプリのアイデアを次々と展開していく方針です。