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OpenAIは2026年3月、1220億ドル(約18兆円)の資金調達を完了したと発表しました。評価額は8520億ドルに達し、同社史上最大の調達ラウンドとなります。年内に予定されるIPOに向けた布石とみられています。
ラウンドはSoftBankとAndreessen Horowitzが共同主導し、D.E. Shaw Ventures、MGX、TPGなどが参加しました。Amazon、NVIDIA、Microsoftも戦略的パートナーとして出資しています。初めて銀行チャネルを通じた個人投資家にも門戸を開き、30億ドル以上を集めました。
事業面では月間売上が20億ドルに達し、AlphabetやMetaの同時期と比べ4倍の成長速度だと同社は主張しています。ChatGPTの週間アクティブユーザーは9億人を超え、有料会員は5000万人以上です。検索利用は1年で約3倍に伸びています。
法人向け事業は売上全体の40%を占めるまでに成長し、2026年末までにコンシューマーと同等になる見通しです。最新モデルGPT-5.4がエージェント型ワークフローの需要を牽引し、APIは毎分150億トークン以上を処理しています。広告事業も開始からわずか6週間でARR1億ドルを突破しました。
同社はAIスーパーアプリ構想を掲げ、ChatGPT、Codex、ブラウジング機能などを単一のエージェント体験に統合する方針です。インフラ面ではNVIDIA、AMD、AWS Trainiumなど複数のチップ基盤に拡大し、回転信用枠も約47億ドルに増額しました。調達資金はAIチップやデータセンターの拡充に充てられます。